こんにちは！hair salon Rupo、片岡です。
今回は頭皮の菌、常在菌について書いていきたいと思います。
まず常在菌とはなんぞや？というところから説明していきたいんですが、
読んで時の如く、常に存在する菌です。
コロナもありましたし、さまざまな除菌グッズも販売されており、菌に対するイメージが良くない方もたくさんおられるかと思いますが、
健康な人間の皮膚には1㎠あたりにつき10万個以上といわれる菌がおり、肌の健康を守ってくれてます。
ただ、菌にも善玉菌と悪玉菌というやつがあって、健康な肌は善玉菌が悪玉菌を抑えてくれてそのバランスを保ってるんですが、
生活習慣の乱れなどでそのバランスが崩れてしまうと、悪玉菌を抑えることができずに肌が荒れてくるんですね。
皮膚に存在する菌は主に、表皮ブドウ球菌、アクネ菌、黄色ブドウ球菌、マラセチア真菌があります。
アクネ菌なんかはニキビ用の洗顔料などにもよく書かれている菌で、名前を知ってる方も多いんではないでしょうか？
ニキビの原因になるアクネ菌ですが、健康でバランスが保たれた肌ではこのアクネ菌も肌を守ってくれる菌です。
それが油ものばかり食べたりなどをすることによって皮脂が過剰に分泌されて、アクネ菌が増えすぎることによってニキビになってしまうんですが、、
だったら除菌してしまえば良いかというとそうでもなく、善玉菌まで除菌してしまうとまたバランスが崩れるので根本的な解決には至らないんですね。
これは頭皮も同じです。
頭皮は、手のひら、足の裏についで人体で３番目に皮脂の分泌量が多い場所。
もともと毛に覆われていて湿度があり、洗いにくく流しにくい場所なので、気をつけないと菌のバランスが崩れやすい場所なんです。
- 洗浄力の強すぎるシャンプーで洗ったり
- 逆に皮脂の分泌量に対して洗浄力が足りなかったり
- シャンプーの洗い流しが足りなかったり
- 日中かいた汗をそのまま長時間放置したり・・・
すると、悪玉菌が活発になる環境になってしまいます。
目に見えるものではないのでなかなか難しいですけどね。
大切なのは、
洗いすぎず、洗わなすぎず、程よく清潔を保って、健康的な生活習慣で皮脂の過剰な分泌を抑えること。
菌を意識したケアで、健康な頭皮に一歩近づけるのではないでしょうか。
それが結果的に、綺麗な髪が生えてくる土台になります。
意識だけでもしてみてください^ ^
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